プログラマーに適した資質とは?

2019年4月11日

経験を積んで中堅になれば地方でも年収500~700万、東京だと600~1000万くらいは安定して収入を得られるプログラマーは人気になっています。

そのため様々な『プログラミングスクール』なども充実してきており、プログラマーを目指す環境は昔に比べて随分と良くなっています。

プログラミングスクールなどに通って今からプログラマーを目指したい方にとって気になることの一つとして『求められる資質』があると思います。

そこで今回は一般的にプログラマーに適した資質はどんなものがあるのか解説していきたいと思います。

適した資質

勉強熱心(知的好奇心)

プログラマーは色々な技術を習得していかなければなりませんので、勉強熱心さはとても心強い武器になります。

5年もすれば当時学んだ技術や知識、経験は陳腐化してしまいますので、日々新しく出てくる新技術や世間の動向をウォッチして、必要な事を学んで自分をアップデートしていかなければなりません。

工程によっても必要な知識や技術は変わってきますので、仕事に関係ないことでも本やネット、先人が残してきた資産や資料から誰に何も言われずとも勉強をしていく人はとてもよいプログラマーになれると思います。

論理的思考

プログラマーに限らず社会人にとって必要な資質のひとつに論理的思考があります。

目的や目標を分かりやすく道筋を立ててシステムの設計や会議の説明資料などを作成できる能力はプログラミングでも必要になってきます。

行き当たりばったりでプログラムを組む人はとても他人が理解できる設計やコードになっていなかったり、保守性が悪かったり、パフォーマンスが悪かったり、デメリットしかありません。

しっかりと論理的思考を持ちスッキリとした分かりやすい道筋を立てて作業できる人は良いプログラマー、そして良いリーダー、最終的には良い経営者になれると思います。

世間や周りの人への関心

世間で何が流行っていて、会社の周りの人がどういう作業をしているのか関心がなく自分の中だけで興味や作業を完結してしまっている人は、あまりいいプログラマーではありません。

こういう人が間違って開発チームのリーダーになると現場崩壊が起こります。

リーダーになってから考えればいいと思っている人は多分リーダーになってからも出来ません。

普段から自分以外の世界にも目を向けて研究して自分に取り込む人は、チームの一員としても活躍する人が多いですしリーダーになってもチームとしてうまく機能することが多いです。

実際にあった話ですが、プログラマーのリーダー的立場の人が自分の興味ある事しか作業せず、必要な情報を現場に周知せず、必要な現場の情報を幹部に上げず、その他の作業は他人に丸投げ、そして他人の作業に興味がないので他人に投げた作業のスケジュールなどを管理せず、全体の進捗状況がどうなっているのか把握をまったくしていない、把握しようともしないという事がありました。

一般のプログラマーの人の方が「その機能ならあの人が作業している」「その機能はこの日までに作らないといけない」と言っている始末でした。

まだ一般プログラマーに他人の作業を把握している人がいたのでプロジェクトとして重症で済みましたが、もしあの人のような人だけでチームが構成されていたら何も進捗せず、期日になって「何もできていない」ということになってプロジェクトは即死したと思います。

本来であれば全員が全員の作業を把握するように努めていくべきです。

プログラマーは他のプログラマー、デザイナー、プランナーなどとやり取りを頻繁にしますので、「言われてないから」という理由で他人が何をしているのか把握しようとしない人はチーム作業員としては呼ばれなくなると思います。

こういう人は強力なリーダーの下かソロとしてしか作業できないプログラマーという認定をされますので、そうならないようにする資質を身につけておきましょう!

理解力と集中力

他人の書いたコードの真意を短期間で理解しないといけない場面には結構遭遇します。

それがどんなに汚いコードでも短時間で読み取っていかないといけませんので、理解力と集中力が試されると思います。

またプランナーの資料から真意を読み取る力も必要です。

プランナーの企画は矛盾していたり当たり前のこととして省略していることがよくありますので、資料から真意を読む理解力が試されます。

またプログラマーとして新しい技術を短期間で習得するのにも理解力と集中力が試されます。

プログラマーは一般的に同じプロジェクトや仕事で一生を過ごすことはありませんので、新しいプロジェクトに配属された際などに本やネット、社内の過去の資料などを短期間で読み解く理解力と集中力があるほうがプログラマーとして有利になります。

健康

プログラマーはほとんどの時間を座って過ごしますので運動不足になりがちですし、納期が近いと徹夜や休日出勤など体に無理をさせることもあります。

プログラマーになる前から不健康な人だと職業として長く続けるのは難しいと思います。

こればかりは日ごろの食生活や生活習慣、運動などを意識しておくしかありません。

体の不調は精神にも悪影響を与えプログラミングにも影響が出る場合がありますので、健康である事に越した事はありません。

まとめ

プログラマーに適した資質を書いてきましたが、あればプログラマーとして有利になるというだけでどれも人並にあれば大丈夫です。

上に挙げたどの資質よりもまずはプログラマーとしての直接的なスキルを習得することが一番最初だと思いますので、プログラミングのスキルを習得していきましょう。

プログラミングのスキル習得が難しいと感じている方は、体系立てて初心者に教えてくれる『プログラミングスクール』への投資が一番効率がいいと思いますのでおすすめです。

ネットやコンピュータ(スマホやPCなど)が仕事や生活に当たり前にある時代なので、今生まれた赤ちゃんが死ぬまでにプログラマーという職業が無くなることは絶対に無いと断言できます。

『AIでプログラマーがいらなくなる』などという人が時々いますが、プログラマーになれば『生きているうちにプログラマーがなくならない』ことはすぐ分かると思います。

誰でもチャンスの掴める時代でありプログラマーはその恩恵を最大限に受けることができる職業の一つだと思いますので、人生を成功させたい人はプログラマーを目指してチャンスを自分から掴みにいきましょう!