スマホのWiFi消費電力を抑えて電池を長持ちさせる簡単な方法

WiFi 無線 アクセスポイント ネットワーク

AndroidやiPhoneのスマホの時代になっても電池の減り方は一番気になる事だったりします。

普段家で使用しているWiFiのアクセスポイント(AP)の設定を少し変えるだけで、スマホを使っていない待機時のWiFi消費電力を抑えて電池の減り方を緩やかにすることが簡単にできます。

WiFi機器の消費電力を低下させるAP設定

ビーコン間隔

APは無線ネットワークを同期させるため一定間隔でビーコンと呼ばれるパケットを送信しています。

WiFi機器はAPのビーコンでスリープから起こされる事になるため、その間隔が短ければ短い程消費電力が増えていく事になります。

つまり裏を返せばビーコン間隔を長くしてあげれば消費電力を抑える事ができます。

初期値は100msとなっているAPが多いので200msや300msなど大きい値に変更します。

ちなみに自宅では350msを設定していますが今のところ問題は起きていません。

ビーコン間隔の値を上げ過ぎると問題が生じる可能性があるため、極端な値は設定せず問題の出ない範囲で徐々に値を上げていって下さい。

DTIM周期

データがある事をWiFi機器に通知するDTIMをビーコン何個間隔で送信するか決める値です。

初期値は1~2となっているAPが多いと思います。

例えばこの値を5にすればWiFi機器はビーコン5個間隔でアウェイクする事になり、1~2の設定に比べてより長くスリープする事が出来るようになります。

より長くスリープする事ができれば消費電力を抑える事ができます。

自宅では7を設定しています。

DTIM周期の値を極端に大きくすると問題が生じる可能性があるため注意して下さい。

まとめ

今の設定に変更してから自宅にいる時のスマホの電池の減りが随分と緩やかになりました。

お手軽簡単にWiFi機器の消費電力を抑えられますので、もしAPに設定があるならぜひ試してみて下さい。

※問題が生じる可能性も十分ありますので自己の責任において実施し、何か問題が生じたらすぐに元の値に戻して下さい。