下請け根性まる出しの会社にいたら将来性はありません

この世の中にはたくさんの会社がありますが、下請け根性まる出しの会社は少なからず存在します。

下請け根性とは、クライアントにペコペコして悪い情報は伝えず、どんな要求に対しても言いなりになってしまうことです。

そのような下請け根性を持った会社に長くいても、将来性はない理由を書いていきたいと思います。

将来性が無い理由

自主性が育たない

経営者も従業員も上から言われた事だけを何も考えず受けて黙々と作業する人だけの会社になってしまいます。

自主性が育たないので従業員が経営者に何かを提案したり、経営者がクライアントに何かを提案したりする機会はほとんどありません。

自分たちで自主的にビジネスを展開することができないので、世の中の流れが変わってクライアントの調子が悪くなったり、見捨てられたらあっという間に終わります。

従業員にも奴隷根性が染みつきますので、他の会社に転職しても下っ端の単なる作業員程度の使われ方しかされません。

新卒で下請け根性まる出しの会社に就職して仕事を覚えてそれが普通だと思っている人は、他の普通の会社に転職したらショックを受けると思いますし、仕事ができない認定されるかもしれません。

マズい事が分かっていても伝えない

クライアントから言われた通りにしたら絶対上手くいかないと分かっていても、下請け根性まる出しの会社は何も伝えず仕事を受けて納品します。

例えば、クライアントから発注を受けたシステム開発会社の現場が、仕様上のセキュリティの問題点に気付いているにも関わらず、クライアントの言いなりに問題点を伝えずそのままの仕様で納品してしまうような感じです。

この場合7payのような事になってしまうことも想像に難くありません。

ゲーム会社でも、クライアントから言われた通りのゲームを、現場では間違いなく売れないと思いつつ製作して納品するようなことがよくあります。

下請け根性まる出しの会社は基本的にお金が入ればいいと思っているだけで、将来的に上を目指すとか一流を目指すという考えはありません。

今は好調な会社でも将来に渡って会社として成長しづつける可能性は限りなく0に近いと思います。

無理難題も受ける

基本的に下請け根性まる出しの会社の幹部はクライアントに対してイエスしか言わないので、無理難題もそのまま受けてきます。

要件定義をしっかりとして契約書に書かれていないことは別途費用を請求することはしません。

そして幹部は現場に「いいからやれ」としか言わないので、どんどん現場が疲弊して出来る人から辞めていきます。

そして最終段階でプロジェクトが爆発して仕切り直しになったりします。

大抵の場合、幹部は現場の責任にして自分の責任逃れをします。

その時点で会社に将来性はありません。

基本的に下請け根性まる出しの会社は、上に対してイエスマンで太鼓持ちで責任逃れに長けた人が出世して幹部になっている場合が多いです。

そのような会社では、しっかりと要件定義できるような有能な幹部は稀ですので、運よく会社が残っている状態であり将来性は皆無です。

まとめ

下請け根性まる出しの会社は将来性も無い場合が多く、長くそのような会社で働いていると自分の将来性も危うくする場合もあります。

クライアントにどんどん提案できるような会社であれば将来性は明るいと思います。

働いている会社が下請け根性まる出しに感じたなら、早いうちに転職を考えた方が良いと思います。

そのような会社に長くいても将来性がどんどん先細りしていくだけです。

自分の将来性は世間の流れや会社任せにせず、自分の行動によってつかみ取っていきましょう。