YouTubeは現代のゴールドラッシュなのか?

ゴールド インゴット 延べ棒

ゴールドラッシュとは、金鉱脈を探し当てて一攫千金を狙う採掘者が新しくゴールドが発見された場所に殺到する事です。

少し前はビットコインなど仮想通貨(暗号通貨)のマイニング(採掘)事業が大きな関心を集めゴールドラッシュの様相を呈していましたが、一時期の熱狂は終わってしまいました。

一方YouTubeの人気はもう何年もの間衰える事を知らず、ゴールドラッシュの如く成功を夢見るクリエイターが殺到しています。

YouTubeは単なるゴールドラッシュではない

動画 ビデオ 映像 フィルム

時代の転換期における需要の供給者

今までのゴールドラッシュは単に価値の高い物を拾い集める事でしたが、YouTubeの場合ちょっと違います。

YouTubeでは価値のある物(動画)をクリエイターが作り出さねばならないのです。

時代の転換点における需要物の供給者と言えます。

例えばモータリゼーション移行期の自動車会社や、一般家庭への電気普及期の家電メーカーのようなものと考えると、YouTubeは少し他のゴールドラッシュと違う事に気付くと思います。

YouTubeは映像コンテンツのTVからネット上のオンデマンド化移行期における需要の供給者です。

資本の無い一般参入者にもチャンスが多い

単なるゴールドラッシュで儲かるのは、資本を持った採掘事業者か殺到した採掘者に道具を売りつける業者と相場が決まっていました。

しかしYouTubeでは初期投資も少なくて済みますので資本の無い一般人も簡単に参入できます。

本当に必要な物は撮影機材くらいなものですが、今の時代スマホで簡単に撮影できます。

アイデア、人としてのキャラクターや魅力度、映像コンテンツの製作スキル次第で大成功できます。

動画の人気度度(合間に流れる広告の視聴率)で巨額の賞金(ネット広告費)が分配される映像コンテンツバトルロワイアルだと言えます。

まとめ

ビッグウェーブ 波乗り サーファー

よくYouTubeをやる前から「今からYouTubeやっても成功しない」と言う人がいますが、それはしばらくYouTubeをやってみて言うべき言葉です。

また「YouTubeはいつまで続くか分からない」という人もいます。

確かにその通りなのですが、これからの時代はネット上の動画配信という需要は無くなりません。

ニコ動で人気だった実況者も今はYouTubeで実況をやっているように、その時人気のあるプラットフォームに活動の場を移せばいいだけです。

SNSに例えると分かり易いと思います。

「mixiはいつまで続くか分からないからやらない」

確かにmixiは廃れてしまいましたが人気のあるプラットフォームが移っただけでSNSは無くなりません。

「Twitterはいつまで続くか分からないからやらない」「インスタはいつまで・・・」

こんなことを言ってSNSをやらない理由にしている人がいるとしたら滑稽に見えると思います。

YouTubeも同じような物です。

チャレンジした人の中からしか成功者は出ないので、そこにチャンスがあるならさっさと飛び込んでチャレンジしてみましょう。