Google AdSenseの審査合格までに行った対応項目4点

2019年3月17日

Google AdSenseに審査の申請をすること5回目にしてようやく合格した経験を元に、このサイトが合格するまでに行ってきた審査対策などを書いていきたいと思います。

Google AdSenseとはGoogle社が提供しているクリック報酬型の広告配信サービスのことです。

所有するサイトなど自コンテンツに提供されるコードを貼り付けることで、サイトの内容や検索内容、ユーザの趣向に応じて自動的に最適な広告を表示することができます。

このアカスブログでも現在広告が表示されていることが確認できると思います。

確認・対策を行った項目

価値の低いコンテンツをなくした

サイト内に価値の低いコンテンツが存在するとせっかく審査の申請を出しても不合格になってしまいます。

Googleが判定するコンテンツの価値は大雑把にオリジナル性が高く情報量が多いと高くなり、広告などが存在すると低くなるようです。

具体的には以下の対応を行いました。

  • 記事から広告を全て外すか、記事自体を非公開にした
  • オリジナル性の低いニュースなどの引用記事は非公開にした
  • 700文字に満たない記事は加筆するか非公開にした
  • 700文字以上のオリジナル記事だけを10本以上公開した
  • コピペだったプライバシーポリシーの文章をほぼ同じ意味のオリジナル文章に修正して、文字数も700文字以上にした

価値のないコンテンツをなくす

「価値の低いコンテンツ」という意味についてはネットに情報があるのですぐ対応できたのですが、価値の低いコンテンツを対策してなくしたら「価値のないコンテンツ」が存在するとして審査が不合格になり、意味が分からず苦戦しました。

「価値のないコンテンツ」とは審査結果から推測するにどうやらリンク切れ(404エラー)などが存在するときに言われる理由のようです。

このサイトの場合、モバイル端末で見たときにプライバシーポリシーのページが404となっておりました。

対策して再審査後に無事AdSenseに合格することができました。

以上の経験から以下の確認が大切です。

  • PCとモバイル端末両方で全てのページやリンクを見たときに、404ページや空白ページが存在しないことを確認する

サイトをシンプルにした

審査が不合格になったときに原因を特定しやすくするため、以下の対応を行い審査に合格するまでサイトをシンプルにしておきました。

  • WordPressのプラグインは使用せず標準機能のみ使用
  • お問い合わせの機能はナシ
  • 記事に対するコメントの投稿機能はナシ
  • プロフィールのページはナシ
  • 連絡先の情報やページはナシ

サイトの利便性やセキュリティを向上させた

審査の合否に関係ない可能性もありますが、サイトのアクセス利便性向上やセキュリティ向上などの以下の対応をブログ立ち上げ時の最初の段階で行っていました。

  • フロント(このサイトの場合はAWSのELB)にIPv6アドレスを追加、DNSにもAAAAレコードを追加して、IPv4とIPv6のどちらでもサイトにアクセスできるようにして確認した
  • httpでもhttpsでもサイトにアクセスできるようにして確認した
  • PCとモバイル端末のブラウザでSSL証明書に警告がでないことを確認した

サイトを運営する上で必要になってくることですので、審査に関係なくブログ立ち上げ時の段階で対応しておく方が後々を考えるとよいと思います。

まとめ

Google AdSenseの審査に合格して分かったことは、規約に違反しないオリジナル性の高いサイトを作成していて不備がなければ合格するということです。

不合格の理由の一番は不備がある(このサイトの場合はリンク切れがあった)、思っているほど価値がない(情報量が足りない、情報が他のサイトと似通っている)など、分かってしまえば基本的なことだったりします。

この記事がGoogle AdSense審査合格への手助けになれば幸いです。