社長に向かない人の4つの特徴

間違った道

長年働いてきて色々な社長を見てきました。

その中で素晴らしい社長もたくさんいましたが、中には社長として相応しくないと思われる人もいました。

社長に向かないと思われる人の特徴を上げていこうと思います。

ダメ社長の特徴

手に持った不機嫌な顔のマーク

行動しない

攻めるべき時に何だかんだ理由を付けて行動しない社長を見た時、もったいないと思ったことがあります。

会社を営む以上、攻める時に攻めないとジリ貧になってしまいます。

ずっと零細でやっていくつもりであればそれでいいかもしれませんが、基本的に会社は成長させていかないと未来はありません。

自分の責任で判断しない

他人に意見を求めるのはいいのですが、何かあるとその人のせいにする社長がいました。

社長が最終決断者なので社長が自分の責任と判断においてその人の意見を取り入れてやったはずなのですが、失敗の責任を他人に押し付ける人は社長として相応しくありません。

周りから見ていても器の小さい社長だと思ってしまいました。

基本的にこういう社長の求心力は無いに等しく、会社がうまくいっているうちはいいのですが、会社が危なくなると誰も社長を助けることはないでしょう。

自分に甘く他人に厳しい

小さな会社の朝会社に来ない社長がいました。

そして正午近くになって寝起きのような様子で出社してきていました。

社員の気持ちとしては小さな会社なので社長はどの社員よりも働いて会社を引っ張っていって尊敬を集めて欲しいところです。

もちろん役員なので別にいつ来てもいいし来なくてもいいのですが、社員は当然の如く社長のことをだらしない人と思っていました。

しかし自分のことは棚に上げて社員の遅刻にはうるさい社長でした。

役員は会社に来ても来なくてもいつ来ても構わないと言い訳のように言っていましたが、それを言うなら裁量労働制にしている社員は仕事に合わせて会社に来ていいはずです。

社長が社員の一番のお手本になるべきところが、一番ダメなお手本になっていました。

また仕事に必要な物を買う時に会社のお金で買うことを凄い渋る社長でした。

しかし会社に必要のない自分の欲しい物は会社のお金ですぐ買うような社長でもありました。

人として尊敬できず、社員のお手本としての社長でもなかったのでカリスマ性はゼロの社長でした。

このような社長の下に残りたいと思う社員は凄く少ないと思います。

収入と支出のバランス感覚がない

お金をしっかり管理できる人であれば頭の中で月の収入と支出のバランスをとることができます。

個人の給料でも今月は○○万くらいの収入があってだいたい○○万くらい使ってるので今月はまだ黒字だなという感覚で判断して、だいたい感覚と実際の収支バランスが毎月あってる人も多いと思います。

社長も同じで会社のお金の収入と支出のバランス感覚は大事だと思います。

社長の中には「このままいくと赤字だな」と感覚で判断できない社長がいるのも事実です。

収支バランスがない社長の会社は小さいうちはなんとかなったとしても、従業員が100人~200人を超えたあたりから怪しくなってくることが多いと思います。

数年先の資金繰りを先回りして予想できない社長はいずれ行き詰ると思います。

まとめ

株やFXでも自分がポジションを持っていない状態だと、冷静に判断できるので先の予想が結構当たるという人も多いと思います。

社長に関しても同じで社員は意外と冷静に社長の行動を見ていて、状況を判断し先の会社の予測をしています。

自分が社長になるときは今まで冷静に見てきたダメ社長のようにならないように気を付けたいと思います。