Apple発表会で登場したサービスの考察
日本時間の2019年3月26日の午前2時(現地時間3月25日の午前10時)にアップルの発表会がありました。
発表会前のうわさではiPhone SE2が発表されるのではと言われていたそうですが、この発表会でのお披露目はなかったようです。
代わりにサブスクリプション(いわゆる定額制とか月額課金と言われるもの)関係のサービスがたくさん発表されました。
ぞれぞれのサービスについて個人的に思うことを書いていこうかと思います。
考察
Apple News+
300以上の雑誌を月額9.99ドル(約1100円)で読み放題になるというサービスです。
契約した初月は無料なのでお試しに入ってみるという人も多そうです。
家族間では最大6人で共有できるようですので、かなりの家族で1契約でよさそうです。
アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアは今日からサービスを利用できるようですね。
代表的な英語圏のみで日本でのサービスは未定。
日本では出版社との契約が面倒くさそうですもんね。
日本でサービス開始したとして、私が契約するかと考えると月額がちょっと高く、最初のうちは結構雑誌を読みまくりそうですが、そのうちあまり読まなくなると思うので利用しないと思います。
電車通勤していてガチャゲーで移動時間をつぶしている人にとっては、ガチャよりも安いし雑誌を読んで移動時間をつぶせるので、基本無料の無課金勢ならガチャゲーに替わるかなり有益なサービスで普及する可能性は秘めていると思います。
Apple Card
iPhoneにウォレットアプリを入れればすぐ発行できて使えるというアップルがゴールドマン・サックス、マスターカードと手を組んで出したすごいカード。
年会費は無料、カード番号やCVV番号、有効期限、署名などの記載なしの白いチタン製のかっこいいカードです。
Apple Payに対応しておりTouch IDもしくはFacd IDを利用して認証できるので、iPhone持ちだったら見た目のカッコよさもあってとても欲しくなるカードかもしれません。
アプリで履歴が閲覧できて内訳もグラフィカルに表示してくれるというのはうれしい限りです。
普通のカードだとどこかのサイトに見に行かないといけないし、分かりづらかったり、ログインパスワードを忘れていたり、履歴の反映がおそかったりしますが、iPhone内で完結できるとなると物凄く便利そうです。
アップルストアでの還元率は3%だそうです。そのほかアプリでの決済は2%、通常のクレジットカードでの決済は1%の還元となっています。
アメリカでは今年の夏より開始されるそうですが、やはり日本でのサービス開始は不明となっています。
個人的にはこのカード1つで不便なく生活できるようになるのだったら、他のカードを停止してこのカードに統一したいと思いますが、最初はセキュリティ関係が心配です。
もし乗り換えるのだったら最初は様子見して、数年後普及率が上がってて来たら乗り換えという感じになると思います。
Daily Cash
アップルカードの還元をDaily Cashと呼んでいるようです。
先ほどのカードの説明でも書いたようにアップルストアでの買い物は3%、アプリでの決済が2%となっているようです。
iPhoneアプリとアップルストアの利用率が高い人はかなり還元されることになるのではないでしょうか。
Apple Arcade
iOS、macOS、iTV対応の定額制でゲーム遊び放題のサービス。
現在幅を利かせているガチャゲーを壊滅させそうな雰囲気を漂わせています。
通勤時の暇つぶしにはApple News+とともにApple Arcadeが天下を取りそう。
こちらは日本でもサービスされそうな雰囲気ですが、私はゲームのラインナップを見てから決めたいと思います。
ゲームのラインナップ次第では大成功するサービスだと思います。
Apple TV+とApple TV channels
TV+が定額制の動画配信サービスで、TV channelsがアメリカの有料チャンネルを視聴できるサービスのようです。
TV+がNetflixやAmazon Prime Videoに勝てるかは料金とラインナップ次第といったところでしょうか?
TV Channelsに関してはしばらくは日本の有料チャンネルを見られるといったことはなさそうです。。
個人的には様子見してラインナップが他を凌駕するくらいになったら移行してもいいかなと思っています。
まとめ
アップルの発表で分かったことはiPhoneを中心として生活全般をアップルのサービスで囲ってアップルだけで完結できるようにしていっていることです。
このままアップルの戦略がうまくいけば、アップルさえ使っていれば全て完結する時代がやってくるのかもしれません。
個人的にはセキュリティ的な不安をひしひしと感じておりますが、アップルユーザーは将来利便性がますます向上するということがアップルの発表会で分かったということです。