【ゲーム】 World War Z が売れている
アポカリプス的なゾンビ小説「WORLD WAR Z」が「World War Z」として映画化され、その世界観で「World War Z」としてゲームとして発売されました。
このゲームが発売1週間で100万本以上の売れ行きを見せており、ゲーム実況でも人気を博しています。
ゲームのジャンルとしては4人協力プレイによる(オフラインで1人でもプレイ可)3DアクションのTPSとなっています。
ゾンビを撃退して協力して生き残ることが大きな目標となっており、拠点防衛時にウェーブで走りながら押し寄せる大量のゾンビを前に面白い緊張感が味わえます。
日本のステージもあり変な日本語が書いてあったりするところもありますが、街並みや車のナンバーなど親近感を覚えます。
他にもニューヨーク・モスクワ・エルサレムなど世界各地の都市ステージが用意されており、独自のストーリーが展開されます。
今後も新しいステージの追加などもありそうですので、ますます目が離せないタイトルとなっています。
この度PS4向け日本語版を2019年内に発売するということが発表されました。
World War Z のゲーム概要
小説や映画の世界観がベースになっており多くの人々がゾンビ化した世界各地の都市で生き残りをかけて戦うことが大きな目標になっています。
世界各地のステージごとに異なるストーリーが用意されており、最大4人のプレイヤーが強力してミッションを進めていきます。
またプレイヤーが選んだキャラクターごとに特性があり、4人のチームの中で特性を生かした役割を演じることになります。
基本は様々な武器を使用したTPSアクションであり、状況に合わせて特性の異なった武器を選択してゾンビを撃退していきます。
このゲームの一番の売りはゾンビがウェーブで大量に押し寄せるステージ後半の拠点防衛であり、4人のプレイヤーが適切に連携してうまく戦わなければ生き残るのは難しいでしょう。
最後に生き残った時の達成感は他のゲームでは味わえない素晴らしい出来となっています。
ゾンビが大量に押し寄せる時の緊張感がたまらない
何と言ってもこのゲームの売りは大量に押し寄せるゾンビだと思います。
雪崩のように押し寄せてくるゾンビがフェンスや壁をあっという間に乗り越えてくる恐怖はこのゲームでしか味わえないと思います。
その雪崩で押し寄せるゾンビを設置した武器や罠と4人の攻撃で撃退して拠点が陥落しないように守り切る緊張感はアドレナリンマックスです。
その後、雪崩が収まって守り切った時の安堵感と次の雪崩に備えないといけない緊張感が入り混じってとても面白い体験ができます。
そして最終的に拠点を守り切ってステージをクリアした時の達成感は、他のどのゲームよりも感じることができると思います。
大量のゾンビが押し寄せる技術も素晴らしい
開発者の視点から見るとあれだけ大量のゾンビをフレームレートを下げず、処理落ちも特に感じずに出来ていることは凄い事だと思います。
背景的な遠景時点と実際に来るときのゾンビは分けているような気がしますが、あまり違和感を感じることはありません。
またフェンスや壁を登ってくる時に下敷きになったゾンビの処理を省略している気がするのですが、プレイヤー側としては特に違和感はありません。
そこらへんの処理の省略とディティールの細かさのさじ加減が他のゲームに比べて抜群にうまいと思います。
実際には大量のゾンビがいるように誤魔化して処理を簡略化している部分があると思うのですが、大量のゾンビの押し寄せてくる緊張感が全く失われていないのが素晴らしいです。
ゾンビが押し寄せて拠点を防衛するというゲームで「メタルギアサヴァイブ」というゲームがありましたが、この「World War Z」と比べるとゲームが幼稚に見えてしまいます。
オンライン協力プレイのサーバも万全
人気になったゲームでよくあるのがゲームサービス開始直後のサーバダウンですが、この「World War Z」は問題なくオンライン協力プレイが遊べています。
見通しが甘かったりサーバや通信の技術が低い日本の会社だとすぐにサーバがダウンするのですが、このゲームは今後も安心して遊べそうです。
日本の会社にも頑張ってほしいのですが、サーバを含め各種技術を理解した上でのゲームの企画と仕様が決められるプランナーやプロジェクトマネージャーの存在など益々海外の会社に叶わなくなってきています。
日本の会社では技術に関する理解が全くないプランナーやプロジェクトマネージャーばかりで勉強しない人ばっかりですので、今後も日本と海外のゲームのクオリティの差は広がる一方だと断言できます。
まとめ
期待されていた「Days Gone」が実際はそれほどではなかったため、今後も益々「Warld War Z」が注目され人気がでると思います。
最近は日本でも海外のゲームを抵抗なく遊ぶ方も増えてきましたので、海外ゲームの勢いは止まりそうにありません。
最近の日本のゲーム会社は挑戦してAAA作品を作ろうという気概のあるところはあまりありません。
日本のゲーム会社も海外に負けないようにこのようなゲームを開発できるような気概のある会社が出てくることを願っています。