資本主義の本質はリスクを負って投資する事
日本は資本主義の国です。
資本主義では、資本家が私有する資本を使って労働者から労働力を買い、買った労働力以上の価値ある商品を生み出して利潤を得ることが基本的なシステムとなっています。
中でも投資家は将来性のある分野(人や企業、モノやサービスなど)に投資を行い、投資以上のリターンを得ることで大きな利益をあげる人たちです。
資本主義の国にいる以上、資本主義のルールに則って行動を起こした方が成功する確率は高いと言えます。
資本主義の本質
主役は資本家
資本主義の主役は資本家です。
資本家を中心に動いているシステムですので、資本主義で活躍するには資本家になる必要があります。
また、資本があれば資本家になれるわけではなく覚悟を持って積極的に資本を事業に投資していかなければ資本家としての成功はありません。
従業員はコマ
資本主義では従業員は資本家の事業を支えるコマでしかありませんので、資本主義の世界では従業員のままでは成功を掴むことはほぼありません。
最近では労働者の権利を守る法律も整備されてきて労働者でいればリスクを取らずいつまでも生活できますが、資本主義の中の労働者の枠を破ることはできません。
資本主義で上を目指すには最終的にリスクを負って労働者から脱却する必要があります。
資本がないと始まらない
何か事業を興そうにも資本主義では資本がないと始まりません。
ですので資本の無い人は銀行の借り入れやベンチャーキャピタルの支援、国の起業支援の制度などを利用して事業を始めることになります。
資本を持たない者が労働者を脱却し上を目指す場合、マイナスからのスタートになります。
投資する勇気とリスクを負う覚悟が必要
資本主義の中で資本家は投資する勇気とリスクを負う覚悟が必要です。
投資を行わなければ当然リスクを負う必要もなくなりますが、リターンを得ることもできません。
資本主義ではリスクを負いたくない人は労働者のままでいた方がよいと思いますし、投資する勇気とリスクを負う覚悟がある人は積極的に投資を行い上を目指すべきです。
投資活動は福本伸行先生の漫画「賭博黙示録カイジ」の鉄骨渡りの勇気と覚悟に似ていると思います。
リスクに対するリターンが大きいと感じたなら挑戦するべきですし、リスクが大きすぎると感じたなら諦める判断も必要です。
また投資額を増やしてリスクを軽減することも可能ですが、リスクを軽減する対策を行っているうちにライバルが先にゴールしてしまう可能性もあります。
資本主義で成功するためには投資判断と勇気と覚悟が揃ってなければなりません。
まとめ
資本主義では資本を持っているものが正義なところがあります。
大きな資本を手にするためには自分で事業を興すしかありません。
資本主義の最終ゴールは投資家ですが、それを目指すためにはまずは労働者を脱却する必要があります。
資本主義のルールに則って労働者を脱却し資本家になり、リスクをとって投資活動で資本を増やしていくことが成功への近道です。
資本主義の本質を理解して成功を掴みにいきましょう。