プレイステーション 5は正当進化した次世代機

昨日10月8日にソニーの次世代ゲーム機の名称がプレイステーション 5(以下PS5)であることが発表されました。

「プレイステーション 5」 2020年の年末商戦期に発売

ゲーム会社に勤めていた経験からするとローンチに絡むタイトルのデベロッパーには、そこそこ前からPS5の開発機がソニーから来ていると思います。

まだPS5の詳しい情報はあまり出ていませんが、世に出ている情報を見る限りPS5はPS4から正当進化した次世代機だと思います。

PlayStation 5の主な特長

CPUとGPUはAMD製

CPUはAMD製RyzenとのことでPS4と同様に開発はやり易そうです。

おそらくUnityやUnreal Engineなどの主なゲームエンジンもすぐに対応、もしくは既に対応済みだと思います。

GPUはAMD製Naviとのことですが、GPUレベルでレイトレーシングに対応することでよりリアルな表現が期待できます。

昔、BASICで単純な光源と単純な色を持った表面の3つの球のレイトレーシングプログラムを書いた覚えがありますが、256×212の画像サイズで1枚数時間かかりました。

GPUでリアルタイムにレイトレーシングで描画できる時代が来たのかと感慨深いものがあります。

いずれにせよPS5のゲーム開発はAMD製のCPUとGPU採用により、作り手側としてはPS4の開発スタイルから違和感なく移行できそうです。

ストレージにSSD採用

SSDの採用によりデータのアクセス速度が向上するだけでなく、HDDと違ってデータ間のシークタイムも無くなるので、作り手としてはシークタイムを減らす工夫が必要なくなるということです。

シークタイムを減らす工夫とは、同じ場面で使うデータをシークタイムがかからないように近い場所に置いておく事です。

しかし、他の場面でも使われる共通データであっても使われる場面ごとに複製されているのでデータ容量が大きくなってしまうのが欠点でした。

その点シークタイムを気にしなくて良いSSD採用により、シークタイムを気にして共通データを複製するような容量的な無駄が無くなり、PS5にデータを最適化すれば全体データのサイズダウンが見込めます。

またインストールの機能についても改良が行われ、ユーザがインストールするデータを選択してカスタマイズする事が可能となるようです。

例えばシングルプレイ用のデータだけ残してマルチプレイやイベントのデータを削除したりできるので、自分のプレイに必要のないデータを削除することで無駄な容量消費を抑える事が可能となります。

PS5のSSD採用とそれに伴う機能的な改良はユーザのメリットも大きく、時代に合わせた正常進化と言えます。

コントローラーのさらなる進化

これまでのコントローラーの振動によるフィードバック機能が、PS5ではさらに進化するようです。

高度なプログラムが可能なモーターの採用により、トリガーの反発力などをコントロールするアダプティブ・トリガーと呼ばれる機能が採用されるようです。

これによりリアルな地面の感触や、木など素材の反発力をコントローラーで表現することが可能になるということです。

今まで振動で表現していたコントローラーへのフィードバックが、さらに次の段階へステップアップしたことになります。

実際の自動車でもハンドルから路面状態を正確に読み取れることは、運転手にとってとても大事な事です。

PS5でもコントローラーから得られるフィードバックの情報は、プレイヤーにとってゲームをプレイする上で欠かす事の出来ない情報になっていくことでしょう。

PS4との互換性

PS4のユーザにとって一番気になる部分がPS5で既存のPS4ソフトは動くのかということです。

公式発表として「PlayStation 4タイトルとの互換性実現に向けた設計」と記載のPS4ソフトについて、開発チームが検証中とのことです。

おそらくほとんどのPS4タイトルが動作するのではないかと個人的には考えていますが、PS5と互換性のあるPS4タイトルについては続報を待ちたいと思います。

まとめ

PS5は時代に合わせてPS4から正当に進化した次世代機だと思いますので、現在のPS4のユーザはすんなりとPS5に移行する事ができると思います。

正式発表待ちですが自分の持っているPS4ソフトがそのままPS5で動作するのであれば、ユーザにとっては大きなメリットです。

個人的にPS5は買いだと思いますので発売日に買ってみようかと思っています。