WordPress更新後ブロックエディタがおかしい時の対処方法
先日WordPress5.3にバージョンアップしました。
バージョンアップ後しばらく投稿の編集や新規作成のブロックエディタ画面が表示されなくなりました。
※ブロックエディタの表示がおかしくなる場合もあります。
これは一般的にWordPressの大きな更新があった後に起こりやすい現象ですので、原因と対処方法を共有しておきます。
この現象の原因
ブラウザキャッシュによるものです。
ブラウザがWordPress更新前のキャッシュを読み込んで、javascript等の不整合で不具合を起こしていることがあります。
一般的に開発者側はブラウザキャッシュを考慮してバージョン番号のダミーパラメータ付与等の対策を行わなければならないのですが、WordPressの更新ではあまり重要視されていないようです。
ダミーパラメータ対策例:hoge.js → hoge.js?20191115 や hoge.js?v=20191115 など
この現象の対処方法
ブラウザキャッシュの消去
一度ブラウザキャッシュを消去してからブラウザを立ち上げなおすと、ブロックエディタで古いキャッシュが使われなくなり問題が解決する事が多いです。
キャッシュの期限切れを待つ
ブラウザキャッシュには期限がありますので、しばらく経ってからブロックエディタを使用すると何もしないでも問題は自然に解消している場合があります。
新しいテーマに変更する
WordPress更新前に一度も使用していないテーマに変更すると、古いキャッシュが存在しませんのでブロックエディタの問題が解決する事があります。
まとめ
WordPressの更新後にブロックエディタに何か問題が起きていたら、まずはブラウザキャッシュを疑ってみましょう。
※もちろんブラウザキャッシュが原因ではない場合もあります。