他人を利用しようと近寄ってくる人に注意

普段の付き合いが無い知人から、ある日突然飲み会やパーティーの誘いが来ることがあると思います。

結論から言うとその誘いは、ほぼ「自分のために他人を利用」するためですので注意が必要です。

その誘いの目的にはどのような物があるのかいくつか代表的な物を書いていきます。

よくある誘いの目的

宗教やマルチ(ネズミ講など)の勧誘

宗教やマルチの勧誘目的で誘ってくるパターンはかなり多いと思います。

始めは「久しぶりー」「懐かしい」などの理由で普通に「飲みに行かない?」という感じです。

しかし、飲み会で打ち解けた後にサークル活動やセミナー、パーティーなどに誘われます。

普通の活動に見せかけている場合も多く、関わってしまった後に宗教やマルチの勧誘だと気づいても抜けにくいパターンです。

最初の誘いの段階で見分けるのは難しい部分があります。

久しぶりに誘われてから、普通の飲み会だけで数年ほど仲良くしている人は普通の人ですので大丈夫だと思います。

途中から何か活動や儲け話に誘う人は怪しいですので、今後は一切会わないようにしましょう。

転職先のコネ

こちらもよくあると思いますが、今勤めている会社が危ないので転職先のコネを探しているパターンです。

普段から仲良くしている人ならいいですが、そういう時だけ連絡を取ってくる人には警戒が必要です。

基本的にそういう人は「他人を自分のために利用する」人ですので、こちらもその人を利用する気持ちで付き合いましょう。

この先、自分が逆の立場の時など(転職先に困った時など)に、役に立ちそうなら話に乗ってあげるくらいの感じでいいと思います。

その後、同じ会社の中で仕事する事になったら、「他人を自分のために利用する人」と認識しておきましょう。

仕事上でも「他人の手柄を自分の手柄にしてしまう」可能性もありますので、注意して付き合う必要があります。

人材集め

自分の手柄として評価を得るためや、報奨金目当てで会社に人材を引き抜いてくる人がいます。

そういう人は普段仲良くしていない人にも自分の利益のために連絡をしてきます。

その人が会社の未来や引き抜いた人の未来を考えていることは稀で、自分のために他人を利用している事がほとんどです。

後で、「口ではうまいこと言っていたけど、本当に僕が欲しかったわけではなく、報奨金目当てだった」と引き抜かれた人にバレて、もめるパターンもよく見ます。

引き抜かれた方としては「前の会社にいた方がよかった」となるパターンも多いです。

最初に「報奨金出るんで、ウチに来ない?」と言ってくれる人の方がまだ信用できますので、一考の価値があると思います。

誘ってくれる人がいる場合、「本当に自分が欲しい」のか「何か別の理由」があるのか、その判別はとても重要です。

会社に誘われた場合は必ず報奨金が出るかどうかは最低限確認しておきましょう。

報奨金の事を聞かれるまで隠していた人に誘われた場合、長期的に見るとその話は断った方が良いと思います。

まとめ

人材集めで社長が会社立ち上げメンバーを集めている場合もあります。

その場合、最初利用するだけ利用しておいて役目が終ったらほったらかしという社長もいますので注意が必要です。

立ち上げたばかりの会社に来るリスクをとって来てくれた人材を大切にしない社長ならさっさと見限りましょう。

全てではありませんが「自分のために他人を利用する」タイプの人は、世の中に結構います。

酷い人になると「自分のために他人を騙して(口車に乗せて)利用する」こともあります。

自分が精神的ダメージを負わないためにも、そういった人の見極めは大事です。

もしそういう機会が訪れたら、積極的に相手の真意を探るように行動して自分を守りましょう。

世の中に「本当に良い人」はいると思いますが、けっして多くはありません。

「自分のために他人を利用しよう」と近づいてくる人に注意して、逆にその人を利用するなどして、賢く生きていきましょう。