HTML5に対応できない企業は勝てない時代

2019年4月17日

HTML5のコーディング

HTML5という言葉を聞くようになってから随分と経ちました。

ガラケー時代にフラッシュで作られていたソーシャルゲームのガチャ演出もiOSの登場でHTML5対応を余儀なくされました。

そして今、世間では主なブラウザのフラッシュ対応の終わりが近づいており、フラッシュで作られている多くの有名なブラウザゲームもHTML5移行を断念しサービス終了を発表しています。

今では動画の編集や画像の編集、サウンドの編集までもサイト上のサービスで出来る時代です。

これからの時代はITやゲーム会社のみならず一般の企業も益々HTML5の重要性は高くなっていくと予想されます。

そこでHTM5に対応することでどのようなメリットがあるのか書いていこうと思います。

素早いサービス化が可能

簡単なサービスをすぐに立ち上げる時、アプリなどを作るよりはHTML5を使用したサービスサイトを作成した方がかかる時間やコスト面で圧倒的に優れています。

今やエクセルの代わりにGoogleのスプレッドシートで十分代用できますし、メールソフトの代わりにGmailのWebサイトで十分です。

YouTubeでも動画編集をWeb上のツールで行えるようになっています。

HTML5で動的なサイトにしてサービスを行う場合、CSSやJavascriptの知識も必要になってきますが、他の言語の習得などと比較しても圧倒的に簡単に学習できます。

またjQueryなどのとても便利で高機能である多種多様なライブラリがオープンソースとしてありますので、それらを組み合わせれば初心者でも大抵の機能は簡単に実現することが容易です。

さらに昔に比べて現在のjavascriptは驚くほどパフォーマンス面で進化していますので、パフォーマンス的な心配も無くなってきました。

javascriptの言語的な柔軟性と手軽さ、学習の容易さやパフォーマンス面での進化もあって開発人員の確保や育成、開発スピードのアップ、開発コストの抑制が他の開発に比べて実現しやすくなっています。

今の時代に必要なのは圧倒的な開発スピードですが、HTM5はそれを一番簡単に実現可能です。

ユーザのOSに縛られない

基本的にHTML5で立ち上げたサービスはユーザの利用OSには縛られないので利用ユーザーの母数を最大化することができます。

開発にかかるコストも各OS版をリリースしなくていいので(専用対応が必要になることも若干ありますが)、低く抑えることができます。

当然サポートにかかるコストも削減することができます。

またユーザ側にとってみても大きなメリットがあります。

自宅でも会社でも出先でも同じデータの状態でサービスを利用することができます。

バージョンアップが容易

HTML5なのでサイトの更新だけでバージョンアップが行えます。

特に更新頻度の高いサービスでは多大なメリットを享受することができます。

アプリのように申請も必要ないですし、アップデートのインストーラーも必要ありません。

ソフトのアップデート失敗による起動不能などの心配も必要ありません。

本当に新バージョンが心配であればYouTubeのクリエイターツールのように、従来の機能を残しつつベータ版を使用してもらうということもできます。

簡単な仕組みのサービスから徐々にクライアントにソフトやアプリをインストールするという時代は終わりを迎えつつあります。

アプリに関しても更新頻度の高いコンテンツ部分はWebViewで表示しているところを多く見かけます。

ユーザの動向を簡単に調査できる

アプリやソフトと違ってサイトのサービスはユーザの動向を簡単に調査・分析することができます。

最近の企業のサービスではデータの分析とそれに基づいた改善は必須となっていますので、サイト上でサービスを行うメリットはとても大きいものです。

サポートに費やす時間やコストの削減に繋がりますし、今後のサービス改善や売上アップに役立てることができる客観的なデータをサービスしながら得ることができます。

さらに社内のサービスであれば社員の動向や分析を簡単に行うことができるので、うまく活用すれば業務の効率アップやコスト削減につなげることもできます。

ブラウザ開発がHTML5に積極的

時代に合わせて迅速にブラウザ側の開発も機能をどんどん進化させていっていますので、今後ますますHTML5の機能が洗練され開発しやすく優れたものになっていくことが予想できます。

最近GoogleはChromeでSTADIAというリモートでゲームをプレイできるサービスを発表しました。

HTML5とは直接関係ありませんが、ブラウザを活用するという流れは変わりません。

様々な機能を取り込んで標準化していく流れはブラウザが一番早くて、時代の流れについていくためのプラットフォームとしてはとても優秀だと思います。

まとめ

BtoCだけでなくBtoBサービスでもHTML5活用のメリットは大きいと思います。

BtoBであればIT系企業では既に当たり前ですが経理や事務の申請書などの書類、在庫管理、勤怠管理、契約書のやり取りなど電子化すると共に、それを扱うサービスを企業が自前でHTML5で作るメリットは十分にあります。

ネットワークは既にインフラの一部となっており、そのため時代の変化するスピードが速くなっていってます。

その変化のスピードについていく手段の一つがHTML5の活用にあると思います。

それは既存のHTML5のサービスを活用することにも言えます。

例えばうまくスプレッドシートやchatworkやslack等HTML5で作られたサービスを活用できる企業は、活用できない企業に比べて作業効率が高くなると思います。

時代についていけない企業、自己をアップデートできない企業は淘汰される運命です。

あまりネット上のサービスを活用していない会社は時代についていくためにも、まずは会社の業務効率化のためにHTML5を活用したサービスを積極的に取り入れて活用していきましょう。