分析してから走るより走りながら分析した方がいい話

ほぼ毎日これまで半年以上の間ブログやTwitter、YouTubeを続けてきて分かった事があります。

分析してから走るより走りながら分析した方がいいということです。

その理由を書いていこうと思います。

走りながら分析した方がいい理由

走る前の分析は机上の空論

実際に走る前にいくら分析をしても机上の空論にしかなりません。

走る前の分析には限界があります。

まったく初めて挑戦する事の基礎的な分析くらいは事前にすることは出来ますが、あくまで準備運動みたいなものです。

実際に走ってみると分かると思いますが、分析と全然違う結果が得られることは日常茶飯事です。

走る前の分析はあくまで予想でしかありません。

実践から得られる結果が全て

実践した結果を分析することは一番重要だと思います。

実践した事とその結果は揺るぎない事実であり、入力と出力は確定できます。

あとは何度も実践して入力を行い、その結果による出力の傾向を分析していけば次の入力に分析結果をフィードバックすることができます。

それを繰り返すことでより正確な入力と出力の関係を分析によって導き出すことが可能となります。

そこで初めて走る前の分析は机上の空論にはならないものとなります。

しかしその分析もいつまでも通用するものではなく、時代の流れや世間の状況によって入力と出力の関係は少しづつ刻一刻と変化していきます。

その変化についていくためには、実践の中で常に入力と出力の関係を分析しつつ、次の入力に分析結果をフィードバックしていかなければなりません。

細かい実験を繰り返せる

走る前に分析して準備していざ実践してみたら上手くいかなかった時のダメージは大きいと思います。

しかし走りながら実践の中で小さな入力の変化を与えて出力の変化を分析すると、その小さな変化による失敗は簡単にリカバリーすることが可能です。

そのため少ないリスクで有益な分析結果を短期間で数多く得ることができますし、時代や状況に合わせた軌道修正も簡単に素早く行う事ができます。

常に考えながら走りつづけなければいけない大変さもありますが、色々な小さな実験を簡単に行える楽しさもあります。

まとめ

「日本人は走る前に考え、アメリカ人は走りながら考える」とよく言われます。

特にネットでのサービスはアメリカ人的な走りながら考える方が合っていると思います。

GAFAのような世界的なIT企業が日本に少なくアメリカに多いのも、走りながら考えるか否かが関係しているのかもしれません。

実際Facebookなども昔から細かい仕様をちょくちょく変えて細かい実験を頻繁にしているように見えます。

変化の速いIT業界では、走る前に考えても走り始める時には時代遅れになりますので、真っ先に走り出して走りながら考えるのが良いと思います。

走りながら分析して時代に合わせてついていけるように活用していきましょう。