FacebookがVisaやMasterカードなども参加する仮想通貨(暗号通貨)「Libra」を発表
※2021年3月28日現在、LibraはDiemに名称変更されています。
Facebookが19日、ブロックチェーンを利用した決済プラットフォーム「Libra」を発表しました。
Libraのサービス開始は2020年の予定で、VisaやMasterカードなどの大手決済会社もこのプラットフォームに参加するとなっています。
このLibraは価格変動はせずステーブルコインということになっていますので、決済用に使いやすいプラットフォームとなるようです。
Libraは協会が「Libra Reserve」という準備金によって価値を担保するということになっています。
更新履歴
- 2021/03/28 LibraがDiemに名称変更の注釈を追記し、リンク先を修正
Libraの魅力
決済大手が参画
VisaやMasterカード、PayPalなど決済大手が最初から参画することになっていますので、Libraは最初から世界中で決済用途としての魅力が十分にあります。
ネットサービス大手も参画
FacebookをはじめとしてUberやeBayなども参画することになっていますので、いきなり決済通貨として定着する可能性が大きいです。
GAFAによる世界的な金融プラットフォーム競争の幕開けになるかもしれません。
ステーブル通貨
協会が準備金を用意して価値を担保することにより、価値が変動しないステーブル通貨となっていますので決済にとても使いやすい環境が整っています。
利用者にとっても事業者にとっても価格が変動しないことの安心感はとても大きいと思います。
オープンソースで開発
Libraはオープンソースで開発されていますので、世界中の技術者のチェックが入ります。
安全性やプライバシーといったものが脅かされる危険性が低いので、ユーザにとって心理的な利用ハードルがとても低くなると予想されます。
消費者が利用しやすい通貨であればあっという間に世界に浸透してグローバルサービスの決済プラットフォームとして定着する可能性が高いです。
まとめ
法律の関係で日本でのサービスがいつになるのか分かりませんがLibraは世界的な決済プラットフォームとして覇権を握る可能性を十分に持っています。
数年後にLibraによって世界の金融革命がおこるかもしれません。
今後もLibraや他の企業の動きを観察して動向を注視していきたいと思います。